2020年前半を振り返って

decorative image of an august calendar with mobile phones and pens scattered on top

もう10月ですが…(^^;怒涛の2020年前半+は意外にも、編集者としては有意義なものでした。

今年3月以来、シンガポールからタイに一時的に戻ったつもりが…10月現在、まだタイにいます(^^;

ロックダウンや先が見えない生活の不安などで落ち着かない日々が続き、仕事面で何かを成し遂げたという気はしませんが、こういう時こそ、”celebrate your wins, no matter how small!” どんな些細なことでも、進展したことを振り返ると、まったくの無駄ではなかったことがわかるもの。

そんなわけで、2020年前半+の活動報告です☆

編集のお仕事

☘ シンガポール国立大学、Energy Studies Instituteで仕事開始

5月に、シンガポール国立大学付属Energy Studies Instituteで、プロジェクトエディターとしてお仕事を始めました。核エネルギー・ガバナンスプロジェクトがシンガポール政府へ提出するレポート3本の編集を手掛けます。

今まで手掛けた編集プロジェクトよりも大掛かりなもので、いい挑戦となりそうです。核エネルギーに関する知識は一般人程度ですが、国際関係の経歴を持つ「読者」の視点から、力になれるかなと思います。

もちろん完全リモートワークとなっています。上司も面接の時会った以来(^^;リモートでできるのは非常にありがたいけれど、レポートを執筆している本人たちに直に会える日が早く来ることを祈っています。

☘ VoxEU.orgにて、コピーエディット(COVID-19関連の記事、多し)

8月で、経済政策研究のポータルサイトVoxEU.orgでコピーエディットを始めて、なんと丸2年となりました!このお仕事に巡り会えたこと、心底感謝しています。

Cover of ebook entitled COVID-19 and trade policy: why turning inward won't work, edited by Richard E Baldwin and Simon J Evernett

VoxEU.orgへ投函している経済学者たちは、コロナ到来で、アウトプットを増やしています(^^)コロナでかなりのダメージを受けた経済を、人間の安全を確保しながらどう立ち直らせるか。経済的・社会的弱者をどう守るかなど、様々な政策を検証・提案していらっしゃいます。

それぞれの政策に必ずしも賛同しなくても、「人間にできることはまだまだあるんだ」という経済学者たちの姿勢から、コロナウィルスに対する無力感から脱出する元気をもらいました。

オンライン記事の他にも、VoxEU.orgの親組織Centre for Economic Policy Researchが、コロナと経済のイーブックをいくつも出版。私が編集をお手伝いした一冊はFT.comでも取り上げられ(”The dangerous war on supply chains” by Martin Wolf, FT.com, 23 June 2020)、嬉しかったです。

☘ ボランティアの編集&執筆

5月にアメリカで、ジョージ・フロイドの殺害事件が起こり、私の周りでも(主にオンラインですが)、人種差別や特権についての議論が盛んに。

ブログ編集長として携わってるFamilies in Global Transition (FIGT)や、 FIGTを通して知り合った人たち(特に人類学者であり、Growing Up in Transit: The Politics of Belonging at an International Schoolの著者でもあるDanau Tanu博士)と一緒に、色々な議論のブログ記事を書き、世に送り出せました。

ブログ記事、”TCKs of Asia on Privilege and Diversity”のカバー

今後も継続して行きます。

スキルアップ、プロフェッショナル・デベロプメント

ロックダウン中、子どもたちの自主学習監督などもあり、仕事に集中する時間と空間を見つけるのも大変な日々でした(9月からようやく学校の通常登校が始まり、だいぶ落ち着きました☆)。そんな中でも、継続的にスキルアップを目指してます。

☘ EndNote

前回EndNoteを使ったのは、20年前にもなるでしょうか(^^;Mendeleyも、10年ほど前に使ってみました。

Energy Studies Instituteで編集する片端、文献管理ソフトEndNoteの操作を自主的に学んでます。基礎から、レファレンスのインポート、ワードとの活用など。

今回のレポート専用の脚注スタイルを作成できたので、これで脚注のフォーマットを統一し、間違いの余地も減らせることができるかと思います。

☘ ACESのオンラインセミナー

Screenshot of ACES The Society for Editing's online training offerings.
ACESはACES Academyを発表しました。

世界中ロックダウンに入ったのを受けて、ACES: The Society for Editingが多くのウェビナーへ無料アクセスを提供。せっかくの機会なので、ありがたくいくつか受けさせていただきました。

今の所、受講したウェビナーは下記の通り:

  • The Basics of Readability
  • Bricklaying: Editing for Structure
  • Developing a Quality Editorial Process End-to-End
  • Editing Translations
  • Mastering Numbers

残すところは”Inclusive Language,” “Verification Fundamentals,” そして”Editing in a Multilingual World”。以外と時間が取りにくいけれど、残りも楽しみです。

☘ “Editing with the Chicago Manual of Style”オンラインコース

screenshot of Chicago Manual of Style online

Editorial Freelancers Associationが提供する、「シカゴスタイルを使った編集」オンラインコース、”Editing with the Chicago Manual of Style”も開始。

これを終了したら、シカゴスタイルを利用するクライアントさまを、より適切にサポートできるかと思います。

15モジュール中、8つ目に突入。あと半分です!

☘ 「多国籍読者向けの編集」ウェビナー開催

Images of PowerPoint slides from editing webinar
パワーポイントを作るのも楽しかったです♪
プレゼン作成お手伝いサービスも提供しています))

6月に、初の編集ウェビナーを開催しました!

バーチャルという点は初めてでしたが、過去にトレーニングをデザインしたり行ったこともあるので、開催も準備も楽しかったです(^^)

また、参加者も、以前の雑誌編集の同僚だったので、(オンラインだけでも)再会して編集の悩みを語り合えたのは、心の強みにもなりました。

This seminar was easy to understand for beginners, but it covered many topics and gave me the essence of editing and writing in English.(「このセミナーは、初心者でもわかりやすく、なお多くのトピックに触れて、英語編集や書き方の重要点を教えてくれました」)—参加者の方に頂いた嬉しいお言葉です。

トレーニングを行うのは好きなので、今後も機会があれば開催したいと思います。


今年の残りの目標も決めてませんが、このままバンコクにしばらく落ち着くことになったので、前半よりゆったりと気持ちを持ち、仕事に挑みたいと思います。

どなたも心身のご健康に気をつけてお過ごしください。

…そんな訳で、通常営業中です(^^)クライアントさまが必要としている英語をしっかり把握し、より質の良い、安心のサービスを提供します。まずはご相談ください☆

Image by marijana1 from Pixabay.

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